不動産を担保にすればいくらくらい融資を受けられるのでしょうか?
担保不動産は原則として、売却・換金した上でその代金を返済にあてることになります。
したがって、その不動産がいくらで売れるかがポイントになります。
そのため、一戸建ての建物だけの場合は、わが国では残念ながらきわめて流通性が低いので、ほとんど評価の対象とならない場合が多いと思います。
土地や分譲マンションについては、購入した時の価格ではなく、現在その地域で同様な物件がどのように取引さえているか、いわゆる相場をもとに評価額が決められます。
できるだけ多く融資してもらいたいのは当然のことですが、実際にはこの評価額に、ある割合(掛目)をかけた金額が、融資限度額になります。
その割合は金融機関によって異なりますし、借りる側の返済能力(信用力)によっても変わってきますが、通常は7〜8割が目安となるでしょう。
なお、持ち家に、住宅ローンの抵当権が設定されているケースが多いでしょう。
この場合は、評価額からローンの残高を差し引いた金額を基準に融資限度額が算出され、残高によっては融資を受けられないこともあります。
不動産担保ローンを申し込む時、不動産の評価額とは無関係に、金融機関ごとに融資額の上限・下限が決められてることを知っておきましょう。
つまり、高額不動産だからいくらでも借りられる、というわけではないのです。
万が一にもマイホームを手放すようなことにならぬよう、金融機関が提示する限度額はお持ちの不動産の価値に対する一つの評価にすぎないと考え、あくまでもご自分の判断で、返済プランに基づいた借入額を決めて下さい。